3世紀の世界(201年〜300年)
大きな政体が分裂と再編に向かう世紀です。中国では赤壁の戦いを経て三国が分立し、世紀の末に晋が再統一しました。西アジアではササン朝ペルシアが成立し、以後4世紀にわたってローマ・ビザンツと対峙します。ローマ帝国は軍人皇帝時代の混乱を経て、ディオクレティアヌスの統治改革で体制を組み直しました。日本列島では邪馬台国が魏に使者を送り、前方後円墳が現れ、世紀の末にはヤマト政権の形成が始まります。中米ではマヤの古典期が始まりました。
地域別の内訳
この世紀は年表の区間「古代」にあたります。
3世紀の主な出来事(8件/収録は11件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:古代
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 208年 | 東アジア | 赤壁の戦い 曹操の軍が長江で孫権・劉備の連合軍に敗れ、三国分立の状況が固まった。 |
| 220年〜280年 | 東アジア | 三国の分立 魏・蜀・呉が並立した。 |
| 224年〜651年 | 西アジア・中東 | ササン朝ペルシア ゾロアスター教を国家の宗教とし、ローマと長く対峙した。 |
| 235年〜284年 | ヨーロッパ | 軍人皇帝時代 各地の軍団が皇帝を擁立し、帝国が動揺した。 |
| 239年 | 日本 | 邪馬台国の遣使 卑弥呼が魏に使者を送り、親魏倭王の称号と銅鏡を受けたと『魏志』に記される。原文は景初二年(238年)とし、239年とする異説もある。 |
| 250年〜900年 | 南北アメリカ | マヤ古典期 文字・暦・数学を備えた都市国家群が並立した。 |
| 250年〜300年 | 日本 | 前方後円墳の出現 奈良盆地を中心に大型の前方後円墳が築かれ、同じ形式の古墳が各地に広がった。 |
| 300年〜600年 | 日本 | ヤマト政権の形成 近畿の勢力を中心に、各地の豪族を氏姓の秩序で束ねる政権がまとまった。 |