4世紀の世界(301年〜400年)
ローマ帝国でキリスト教の地位が変わった世紀です。ミラノ勅令で公認され、ニケーア公会議で教義が整えられ、世紀末には国教となりました。帝国の中心はコンスタンティノープルに移り、395年には東西に分割されます。北方からはゲルマン諸集団の移動が始まりました。中国では五胡十六国の分裂が続き、北魏が華北を統一に向かわせます。インドではグプタ朝が成立し、アフリカ北東部ではアクスム王国がキリスト教を受け入れました。
地域別の内訳
この世紀は年表の区間「古代」にあたります。
4世紀の主な出来事(8件/収録は15件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:古代
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 304年〜439年 | 東アジア | 五胡十六国時代 華北で北方系の諸勢力が興亡した。 |
| 313年 | ヨーロッパ | ミラノ勅令 ローマ帝国内でキリスト教を含む信仰が公認された。 |
| 320年〜550年 | 南アジア・東南アジア | グプタ朝 数学・文学が発達し、十進法の記数法が整えられた。 |
| 325年 | ヨーロッパ | ニケーア公会議 キリスト教の教義が公会議で定められた最初の例。 |
| 330年 | ヨーロッパ | コンスタンティノープルへの遷都 帝国の重心が東方へ移った。 |
| 350年 | アフリカ | アクスム王国のキリスト教受容 現在のエチオピア。国家として早期に受容した例。 |
| 375年〜568年 | ヨーロッパ | ゲルマン諸集団の移動 西ローマ帝国領内への大規模な人口移動。 |
| 395年 | ヨーロッパ | ローマ帝国の東西分割 以後、両者は別個に統治された。 |
世界人口の推計(百万人)
1950年以前は研究者によって推計に幅があります。
| 年 | 推計(百万人) |
|---|---|
| 400年 | 190〜206 |