5世紀の世界(401年〜500年)
西ローマ帝国が終わった世紀です。西ゴート人によるローマ略奪、カタラウヌムの戦いを経て、476年に西ローマ帝国皇帝が廃位され、ガリアにはフランク王国が成立しました。教会ではカルケドン公会議が開かれ、その決定をめぐってコプト教会が分立します。中国では北魏が均田制を施行し、洛陽に遷都しました。日本列島では倭の五王が中国に使者を送り、大仙陵古墳が築かれています。アンデスではティワナクが栄え、内陸ユーラシアではソグド人の隊商交易が記録に現れます。
地域別の内訳
5世紀の主な出来事(8件/収録は15件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:古代/中世
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 410年 | ヨーロッパ | 西ゴート人によるローマ略奪 800年ぶりに市が占領された。 |
| 421年〜478年 | 日本 | 倭の五王の遣使 中国の南朝に讃・珍・済・興・武の名で使者が送られたと『宋書』に記される。 |
| 450年 | 日本 | 大仙陵古墳の築造 堺。墳丘の長さは約486mとされてきたが、近年の測量では約525mとされる。日本列島で最大の古墳。被葬者は確定していない。 |
| 451年 | ヨーロッパ | カタラウヌムの戦い ローマ・西ゴート連合軍とフン軍が交戦した。 |
| 476年 | ヨーロッパ | 西ローマ帝国皇帝の廃位 ロムルス・アウグストゥルスの退位。東ローマ帝国は存続した。 |
| 481年 | ヨーロッパ | フランク王国の成立 クローヴィスがサリ・フランクの王位を継いだ。以後510年代までにガリアの大半を統合した。 |
| 485年 | 東アジア | 北魏の均田制 国家が農民に土地を割り当てる制度。隋唐に継承された。 |
| 500年〜900年 | 南北アメリカ | ティワナクの繁栄 チチカカ湖南岸の高地に、石造建築を伴う都市が営まれた。 |
世界人口の推計(百万人)
1950年以前は研究者によって推計に幅があります。
| 年 | 推計(百万人) |
|---|---|
| 500年 | 190〜206 |