6世紀の世界(501年〜600年)
東ローマ帝国がユスティニアヌス1世のもとで旧領の回復を試み、ローマ法大全を編み、ハギア・ソフィア聖堂を建てた世紀です。同じ治世の末に大規模な疫病が流行し、人口が減りました。中国では隋が成立して589年に南北を再統一し、モンゴル高原では突厥が勢力を広げます。日本列島には仏教が伝来し、蘇我氏と物部氏の争い、磐井の乱が起きました。西ヨーロッパではベネディクト修道会が創設され、グレゴリウス1世の教皇在位が始まります。
地域別の内訳
この世紀は年表の区間「中世」にあたります。
6世紀の主な出来事(8件/収録は13件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:中世
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 527年〜565年 | ヨーロッパ | ユスティニアヌス1世の治世 旧西ローマ領の一部を回復した。 |
| 527年〜528年 | 日本 | 磐井の乱 筑紫の磐井が朝廷の軍と戦った。鎮圧後、九州に屯倉が置かれた。 |
| 529年 | ヨーロッパ | ベネディクト修道会の創設 「祈り、働け」を規範とし、西欧の修道制の基礎となった。 |
| 534年 | ヨーロッパ | ローマ法大全の編纂 のちのヨーロッパ法学の基礎資料となった。 |
| 537年 | ヨーロッパ | ハギア・ソフィア聖堂の完成 大ドームを架けた東ローマ建築の代表例。 |
| 541年〜549年 | ヨーロッパ | ユスティニアヌスの疫病 地中海世界で人口が大きく減少した腺ペストの流行。 |
| 581年〜618年 | 東アジア | 隋 南北朝を統一し、律令・科挙・大運河を整えた。 |
| 589年 | 東アジア | 隋による中国の統一 南朝の陳が滅び、西晋の滅亡以来およそ270年ぶりに南北が一つの王朝のもとに置かれた。 |
世界人口の推計(百万人)
1950年以前は研究者によって推計に幅があります。
| 年 | 推計(百万人) |
|---|---|
| 600年 | 200〜206 |