8世紀の世界(701年〜800年)
三つの大きな政治圏が接した世紀です。アッバース朝が成立してバグダードを建設し、唐は玄宗の治世で盛期を迎え、西ヨーロッパではカロリング朝が成立してカール大帝が戴冠しました。751年には、タラス河畔の戦いで唐とアッバース朝の軍が接触し、同じころ製紙法が西へ伝わります。イベリア半島にはウマイヤ朝軍が進出し、トゥール・ポワティエ間の戦いでフランク軍と衝突しました。唐では安史の乱のあと両税法に移り、土地と税の仕組みが変わります。日本では東大寺大仏が造られ、ジャワではボロブドゥールの造営が始まりました。
地域別の内訳
この世紀は年表の区間「中世」にあたります。
8世紀の主な出来事(8件/収録は27件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:中世
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 711年 | ヨーロッパ | ウマイヤ朝軍のイベリア半島進出 ウマイヤ朝の軍が海峡を越え、西ゴート王国が滅んだ。 |
| 712年〜756年 | 東アジア | 玄宗の治世 前半は開元の治と呼ばれ、唐の最盛期とされる。 |
| 732年 | ヨーロッパ | トゥール・ポワティエ間の戦い フランク王国軍がイスラーム軍の北進を退けた。 |
| 743年〜752年 | 日本 | 東大寺大仏の造立 聖武天皇の詔により造られ、752年に開眼供養が行われた。 |
| 750年 | 西アジア・中東 | アッバース朝の成立 後にバグダードが建設された。 |
| 751年 | 東アジア | タラス河畔の戦い 唐軍がアッバース朝軍に敗れ、中央アジアの勢力図が変わった。 |
| 751年 | 西アジア・中東 | 製紙法の西伝 タラス河畔の戦いを機にサマルカンドへ伝わったとされる。 |
| 755年〜763年 | 東アジア | 安史の乱 唐の節度使による大規模な反乱。 |
世界人口の推計(百万人)
1950年以前は研究者によって推計に幅があります。
| 年 | 推計(百万人) |
|---|---|
| 800年 | 220〜224 |