世界歴史年表

16世紀の世界(1501年〜1600年)

大陸と大陸が直接つながった世紀です。マゼラン船団が世界を周航し、作物・家畜・感染症が大陸をまたいで移動しました。南北アメリカではアステカ王国とインカ帝国が滅び、ポトシ銀山の銀がマニラのガレオン貿易を通じてアジアに流れます。大西洋奴隷貿易はこの時期に拡大しました。ヨーロッパではルターの九十五か条の提題から宗教改革が始まり、各地の教会と国家の関係が組み替えられます。西アジアにはサファヴィー朝、南アジアにはムガル帝国が成立しました。日本では戦国時代が続き、太閤検地が行われています。

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地域別の内訳

この世紀は年表の区間「近世・近代」にあたります。

16世紀の主な出来事(13件/収録は68件)

ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:近世・近代

年代地域出来事
1501年〜1736年西アジア・中東サファヴィー朝
シーア派を国家の宗教と定め、現在のイランの枠組みの基礎となった。
1502年南北アメリカエンコミエンダ制の導入
スペイン王権が入植者に、先住民の労働と貢納を徴収する権限を与えた。
1511年南アジア・東南アジアポルトガルによるマラッカ占領
ヨーロッパ勢力が東南アジアの交易路に拠点を得た。
1517年ヨーロッパルターの九十五か条の提題
宗教改革の起点とされる。
1517年西アジア・中東オスマン帝国によるマムルーク朝征服
エジプトとシリア、聖地の管理権がオスマン帝国に移った。
1518年〜1600年世界規模感染症の南北アメリカへの伝播
天然痘・麻疹などが持ち込まれ、先住民の人口が大きく減少した。
1519年〜1522年世界規模マゼラン船団の世界周航
地球を一周する航海が初めて完了した。
1521年南北アメリカアステカ王国の滅亡
スペイン軍と現地の対抗勢力の連合、および疫病が重なった。
1526年〜1858年南アジア・東南アジアムガル帝国の成立と存続
北インドを中心に統治機構が整備された。
1533年南北アメリカインカ帝国の滅亡
内戦直後にスペイン軍が到達し、皇帝が処刑された。
1545年南北アメリカポトシ銀山の開発
スペイン副王領が開発を進め、先住民の賦役労働で採掘された銀が世界的に流通した。
1571年〜1815年南アジア・東南アジアマニラのガレオン貿易
アメリカ大陸の銀とアジアの絹・陶磁器が太平洋を越えて交換された。
1600年〜1800年世界規模大西洋奴隷貿易の拡大期
この期間に最も多くの人々がアフリカから南北アメリカへ強制的に移送された。

世界人口の推計(百万人)

1950年以前は研究者によって推計に幅があります。

年推計(百万人)
1600年545〜579