13世紀の世界(1201年〜1300年)
ユーラシアの広い範囲が一つの政治圏に入った世紀です。モンゴル帝国が成立し、東西を結ぶ交易網が開かれ、マルコ・ポーロの旅行のような長距離の移動の記録が残ります。1258年にバグダードが陥落してアッバース朝が終わり、世紀末にはオスマン帝国が興りました。中国では元が南宋を滅ぼして統一します。北インドにはデリー・スルターン朝、西アフリカにはマリ王国、エジプトにはマムルーク朝が成立しました。ヨーロッパでは第4回十字軍がコンスタンティノープルを占領し、マグナ・カルタが承認され、イングランド議会の起源とされる会議が開かれ、ハンザ同盟が形づくられます。ポリネシア人はニュージーランドに到達しました。
地域別の内訳
この世紀は年表の区間「中世」にあたります。
13世紀の主な出来事(8件/収録は31件)
ここに出しているのは主な項目です。補足・背景・帰結・出典を付けた全件の一覧は、時代別のページにあります:中世
| 年代 | 地域 | 出来事 |
|---|---|---|
| 1204年 | ヨーロッパ | 第4回十字軍によるコンスタンティノープル占領 十字軍とヴェネツィアが市を占領・掠奪してラテン帝国を立て、東ローマ帝国は一時中断した。 |
| 1206年 | 東アジア | モンゴル帝国の成立 テムジンがチンギス・ハンとして即位。 |
| 1206年〜1368年 | 世界規模 | モンゴル帝国期のユーラシア交易網 陸路の東西交通が一時的に安定した時期。 |
| 1206年〜1526年 | 南アジア・東南アジア | デリー・スルターン朝 北インドで5つのイスラーム王朝が交替した。 |
| 1215年 | ヨーロッパ | マグナ・カルタの承認 イングランド。国王の課税権などに制約を定めた文書。 |
| 1230年〜1600年 | アフリカ | マリ王国 ニジェール川流域。金の産出とトンブクトゥの学術で知られる。 |
| 1271年〜1368年 | 東アジア | 元 モンゴル帝国の東方部が中国全土を統治した。 |
| 1299年〜1922年 | 西アジア・中東 | オスマン帝国 建国年は伝承的で1300年前後とされる。アナトリア西部の小勢力から、三大陸にまたがる帝国となった。 |
世界人口の推計(百万人)
1950年以前は研究者によって推計に幅があります。
| 年 | 推計(百万人) |
|---|---|
| 1250年 | 400〜416 |
| 1300年 | 360〜432 |